運営方針

出典つきクイズの作り方

「歴史の裏側」という言葉は、陰謀めいた断定ではなく、教科書の短い記述だけでは見えにくい資料の読み方や制度の背景を指しています。このサイトでは、確認できる資料に基づいてクイズを作ることを基本方針にしています。このページでは、その具体的な作り方を公開します。

制作の流れ ── 1問ができるまで

クイズは、おおむね次の流れで作っています。

公開している問題には、1問につき原則2つ以上の出典を付けています。一つの資料の書き方に引きずられないためです。解説には「どの資料が何と説明しているか」を書くようにし、資料の説明とサイト側の補足を分けて読めるようにしています。

出典は「種類」を分けて扱う

ひとくちに出典と言っても、性質はさまざまです。このサイトでは、次のような種類を意識して使い分けています。

逸話や創作で有名な話ほど、「それはどの種類の資料で確認できるのか」を先に確認します。伝承・演武・逸話と、文献で確認できる事実を混同しないことが、歴史クイズの信頼性の土台になります。

「確定的」と「条件付き」を分ける

すべての問題には、確実性のラベルを付けています。資料の裏付けがはっきりしているものは「確定的」、研究上の見直しが進んでいたり解釈が分かれたりするものは「条件付き」とし、条件付きの問題には論点メモを添えています。

たとえば長篠の「三段撃ち」説は有名ですが、地元の資料館が企画展でその謎を扱うほど、研究上の見直しがあるテーマです。こうした話は断定せず、「有名だが議論がある」という形のまま出題します。うわさと確認できる事実を分けることこそ、このサイトが「裏側」という言葉に込めている意味です。

AIの活用と、人による確認

サイト名の通り、このサイトは制作の補助にAIを活用しています。問題文の下書きや構成の整理にAIを使う一方で、出典リンクの確認、資料と記述の照合、公開の最終判断は人間が行っています。

AIは資料を大量に整理するのは得意ですが、存在しない出典をもっともらしく書いてしまうこともあります。だからこそ、「出典リンクを実際に開いて確認できるか」を公開前の必須チェックにしています。確認できないものは掲載しません。

誤りを見つけたら

それでも、誤りが混ざる可能性はゼロにはなりません。内容の誤り、出典リンク切れ、表現の問題などに気づいた方は、ai.nihon.uragawa@gmail.com までお知らせください。確認のうえ、必要な修正を行います。

広告とコンテンツの関係

当サイトは、運営費用をまかなうために広告の掲載を予定しています。ただし、広告の有無や広告主は、出題内容・解説・出典の選定に影響させません。問題の正誤や確実性のラベルは、上記の制作フローだけに基づいて決めます。運営者情報や広告の詳細は運営者情報プライバシーポリシーをご覧ください。

更新と修正の方針

歴史研究は更新され続けるものなので、公開後も次の方針で手を入れます。

なお、クイズのデータは一元管理しているため、修正はアプリとテーマ別クイズページの双方に反映されます。同じ問題がページによって違う答えになる、という事態を避けるための仕組みです。

子ども向けと大人向けを分ける

一般問題では出典の読み方や解釈の違いも扱いますが、こども歴史モードでは、まず時代の順番、人物の働き、できごとのつながりを重視します。難しい用語にはふりがなや短い説明を加え、学び始めでも使いやすくしています。

実際の出題を見る

テーマ別クイズ一覧(9テーマ90問) ── この方針で作った問題を、解説・出典リンクつきで公開しています。

利用する主な情報源の種類